日本の宝くじには不可解な点が多い件(3)みずほFG人脈系の販売会社

日本の宝くじには不可解な点が多い件(2)では、宝くじ売場を経営母体ごとに分類してみました。
今回は、その中でも売り上げが最も多いみずほFG人脈系サードパーティーの販売会社について説明します。
 
みずほFG人脈系サードパーティーというのは、ハーデス・グループで、所在地や役員の繋がりから、日本ハーデスタウンドリーム七福商事は実質的に同グループと見て良いでしょう。
日本ハーデス(株)の公式サイトでは、グループは地域別の販売会社と(株)クロノスだけになっていますが、それは「宝くじの売場」に直接関係する会社だけで、他にも多くの会社があります。

日本ハーデス

日本ハーデス傘下の地域別販売会社
日本ハーデス傘下の販売会社に属する売場は「チャンスセンター」です。略して「CC」と書かれることもあります。
いちばん有名なチャンスセンターは「西銀座チャンスセンター」で、東京の売場を受け持つ(株)エムエルシーの経営となります。
ロト6,ロト7の高額当せん(どこから高額当せんか基準は不明)売場を発表するのは、(株)宝くじネットでこの会社も所在地と役員から見てハーデス・グループです。
宝くじネットはハーデス・グループの中で唯一「宝くじ」が名前に入っており、業種が明確にわかる商号となっております。
発表される高額当せん売場は系列の「チャンスセンター」のみで、タウンドリームや七福商事並びに、その他の売場は対象外となっております。

タウンドリーム

(株)タウンドリームの代表取締役は代々、一般社団法人 東京宝くじ協会の理事です。東京宝くじ協会は全容が不明ですが、役員になっている方から協会に属している販売会社が推測できます。
宝くじ神社(株)は以前は東日本ハウス(株)の子会社でしたが、買収されて現在はタウンドリームの完全子会社となっております。売場があるのは岩手県内です。
宝くじ神社のタウンドリームへの譲渡IR(pdf)

七福商事

売場の名前は「七福商事XX店」といった感じですが、売場には名前を掲示していないので店員さんに聞かないとわかりません。
チャンスセンター系販売会社や日本ハーデスと役員が被っているので、明らかにハーデス・グループです。
現在、支店があるのもハーデス・グループの営業拠点となっている九段ビルです。
人脈的に(株)グラファイトデザインというゴルフクラブ・メーカーの大株主であった日本エヌ・ピー・アイ(株)からの流れが見受けられます。


次回は、宝くじの旧販売会社である日宝販から日本ハーデスへの歴史的な遷移などについて説明します。

宝くじと日本ハーデスを知るにはこの雑誌
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知られざる宝くじの裏側 週刊ダイヤモンド 特集BOOKS
著 者 :中村 正毅
出版社 :ダイヤモンド社

街中にある販売ボックスをはじめ、宝くじ専業の売り場数は、全国で3655店(2015年3月末)あり、うちハーデスグループの宝くじ売り場数は約2600、全体の7割を占める計算だ。
宝くじの売り上げで見ると、「おおよそ半分はハーデス」(みずほ銀行元役員)といい、業界で圧倒的な地位を確立している。
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兜町コンフィデンシャル―株式市場の裏側で何が起きているのか
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